たくさんの方々のお力をお借りしました。まずは良きアドバイスをくださった北海道帯広市のとかちむつみのクリニックの長沼睦雄先生のお言葉です。私が息子の育児でヘトヘトになっていた時にどれだけ参考になりアドバイスをいただいたことか…
息子の発達障害と交通事故により起きたPTSDにより、トラウマのトリガー(引き金)が引かれることによって起きる解離についての対策方法。息子は小学3年生。先生曰く「息子さんの解離が始まったら、お母さん逃げて下さい。解離の時は大人の男性以上の力になりますから」…そうだったんだ。確かに。トイレに行きたい私を、睨みつけ、力一杯 行く手を塞いだ。また、長沼先生曰く「PTSDは、心の缶詰めの蓋が空いた状態で、何でも刺激(良い思いも含め傷や痛いもの)が入ってきちゃう。蓋をしめなきゃいけない。もし解離が起きたら、安心できる場所でゆっくり休むのが大事。解離続けるから」また、息子が「…学校に行かなきゃだめ?」と弱々しくきいてきた時の相談の返答は「息子さんのいう通りにしてあげてください。まずは安全基地の確保です。勉強より、気持ちが大事。気持ちがちゃんとしていないと勉強なんてできない」と。実際のところ、息子が不登校?!どう対応することが今の息子にとって良いのか全く判断できませんでした。しかし、息子の気持ちを受け入れ、休ませることによって息子の顔色と安心した表情に変わっていくのを見て、私のエゴを通すのではなく、息子の思いに寄り添うことが息子にとって一番の薬だったのだと実感しました。もちろん安心した後は「学校に行ってみようかな…」という日もあれば、学校に行って見たけれど、やっぱり不安で帰ってくることもありました。ある日、長沼先生に「解離を良い方向に持っていくにはどうしたら良いですか?」と質問したところ、「好きなことをどんどんさせてあげて下さい」とのこと。確かに、一時期、大好きなバスケをボールがシュッときた時がこわい。と言っていましたが、本人がやりたいと始めたドッジボールは、なかなかの集中力で数時間ほど続け、満足げに体育館を後にするのでした。私から見て、こちらの方が、よほどシュッときてこわいだろうに…と思いながらも、本人には言いませんでしたが。。
長沼先生は、発達障害や、トラウマ治療の他に、HSPという敏感な人についても研究していらっしゃいます。動画を紹介致します。
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