自分軸と他人軸 そして時間軸… 人間関係に悩み続けていた私を救ってくれたこの言葉の意味とは。
人の機嫌ばかり気にして生きてきた私。「私は私、って思えばいいんだよ!」と何人に言われ、そう思えない自分を何度責めただろう… 今思えば、そうしか思えない自分が可哀想でした。何せ、シャレにならない程、辛く苦しいので…自分軸という言葉を自分のものにするために、まず「客観的に自分を見る(メタ認知)」を常に意識していました。そして「課題の分離」という意識を持ちました。「課題の分離」という言葉はどのようなことでしょうか。私は全くその言葉の意味を知らなかったのですが、簡単に言うと「相手の機嫌は、相手の問題(課題)であり、私のせいではない。相手が乗り越えるための課題である」、ということ。自分のせいではないかと、常に相手の機嫌を自分のせいだと責めていた私には衝撃的でした。「課題」とは、自分で考えたり、経験したり、先輩の話を聞いたり、本の中から答えを見つける等して、乗り越えていくものだと思います。人は、生まれたからには、課題があり、乗り越えて成長して、あの世に帰って行くのだと思います。話しがズレましたが、例えば、相手の不機嫌。それは、もちろん私に原因があって反省して、次に繋げることは大事です。ただ、同じことを私がしても不機嫌になる方と、そうでない方がいらっしゃいます。それは、明らかに、お相手の問題(課題)であり、私がビクビクするのは、私の課題ではないのです。「とても怖かった…。でも相手がイライラする行動は相手の課題であり、私の問題ではない。」そう思えた時に、相手との境界線がしっかりできる自分に気付きました。境界線は、とても大事です。相手との間に境界線を引けないことによるボーダー(境界線障害)と言われるものがあるほどです。
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